姿勢が正しくないままで、運動やスポーツをするとバランスが保てずケガをする危険性がアップします。
姿勢を整えていくことは、子どもの健やかな成長のためにとても大切な役割を果たします。
では、正しい姿勢づくりをするには、立っている状態と、座っている状態で、どんな姿勢が正しいか正しくないかをチェックしてみましょう。
平成24年10月に東京都教育庁が検証を実施した「子供の体幹を鍛える~正しい姿勢のもたらす教育的効果の検証~」によると、座位姿勢の良い児童は、小学生では自己抑制(「嫌いなものでも我慢して食べる」、「飽きても宿題は最後までする」等)や自己効力感(「将来やってみたいことがある」、「やればできる」等)が高い傾向にあることがわかりました。
体幹を鍛え、正しい姿勢を保つ能力を高めれば、運動を意識して身体活動量が増加し、心と体の健やかな成長を図ることができるということです。
つまり、体幹を鍛えることで、体のバランスを良くし、運動能力を高めるだけでなく、心のバランスも向上させることができるのです。立つ姿勢、座る姿勢を日々意識するだけで、まだ体の柔らかいお子さまの体の歪みは戻すことができます。
日々の意識と体幹を鍛えて、バランスの良い心と体を作りましょう!!