運動のススメ うん!どう?

第6会 自然の中で遊ぼう! 自然体験のススメ

自然の中で遊ぶと自立心や学習意欲が芽生える!?

自然体験は「自立心の成長」が期待できます。

最近の子ども達の遊びといえば、テレビゲーム(コンピューターゲーム、携帯ゲーム含む)をして遊ぶ「室内あそび」が中心で、外での遊びは減少する一方です。理由としては、テレビゲームの発展はもちろんですが、安心して遊べる環境(公園や空き地)が減ってしまったことが大きな原因です。
国立青少年教育振興機構が、青少年の体験活動等と自立に関する実態調査を行った結果、「海や川で泳いだ」「魚や昆虫を捕まえた」「キャンプをした」「夜空いっぱいに輝く星を見た」などの自然体験を経験した子どもは、自立的行動習慣が身についているという結果が出ました。

自然体験と自立的行動習慣の関係
グラフ

このように自然の中での体験は、お子さまの自立心を成長させることがわかります。現代の環境下では、普段の生活で自然の中での遊びを体験するということは難しいと思います。夏休みを利用して家族でキャンプに出掛けて、子どもの自立心を育てましょう!

【参考】国立青少年教育振興機構/青少年体験活動等と自立に関する実態調査(平成22年調査)

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自然体験は「学習意欲の向上」が期待できます。

国立青少年教育振興機構の「子どもの頃の体験は、その後の人生に影響する。」をテーマにした20代〜60代の男女5,000人の質問内容30項目の調査結果によると、外で遊ぶと学習意欲が向上し、本を読む冊数が外で遊ばないグループより多く、最終学歴については、外で遊ばないグループよりも高いことが明らかになりました。
今は、何でも簡単に手に入る時代ですが、昔の子ども達は、何も無くても遊びを生み出すことが得意でした。今の子ども達の「遊びを生み出す力」というのは、非常に弱くなっているそうです。「よく学び、良く遊べ」という言葉があります。お子さまは、外でボールや道具が無くても遊びを自由に考えて遊べていますか?何もないところから遊びを考えたときは、大いに褒めて認めてあげてください。

6つの特徴

【参考】国立青少年教育振興機構/子どもの体験活動の実態に関する調査研究(平成22年報告)

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スポーツクラブ トライルとしての「歩育のススメ」

トライルでは、夏休みの期間中に年長から中学生までを対象とした「サマースクール」を毎年開催しています。
「サマースクール」は親元を離れ、自然の中での様々な体験活動を通して、子ども達に「外あそび」「集団あそび」の楽しさを伝えていく宿泊キャンプです。子ども達は遊びの中から、自分達がアイデアを出し合い、仲間同士で助け合って、いろいろな体験をして学びます。
そして、ひと回りもふた回りも成長することができます。
また、トライルの講師みんながキャンプイベントの内容を毎年考えています!お友達と楽しい「夏の思い出」を一緒に作りましょう♪

  • 川あそび
  • 飯ごう炊飯
  • キャンプファイヤー